無料法律相談に参加してきました

東京司法書士会 無料相談会
https://www.tokyokai.jp/consult/free_consult.html

 先月、今月と2回、東京司法書士会で行っている無料法律相談に参加してきました。

 先月は、電話での法律その他のなんでも相談で3時間で4名の方とお話しができました。
相談の内容ってのは基本なんでも良く、逆に受ける側としては聞いてみて初めて内容が分かるので正直ドキドキしていました。
電話相談なので書士会にある会議室の一室で電話がかかってくるのを待つという感じです。
 部屋に入った時は書類しか置いておらずどうすりゃいいのか分からなかったのですが、一緒に電話相談やってくれる方が来て、その方にどういった感じでやるのかを一通り教えてもらい準備をして電話を待つことに。
 この時間に電話相談する人ってどれくらいいるんだろう?そもそもこの電話相談の告知ってどれくらいしているのかな?もしかしたら誰もかけてこないんじゃないか?なんて思っていたら、開始10分くらいで初めてのコールが。
 一応、電話相談の進め方、最初に伝えること・聞き取ること等のマニュアルはあるので、それに沿って話しをしようとしたのですが如何せん不慣れな為か最初の挨拶からしどろもどろになってしまいました。
目安として一人30分くらいで…という事なんですが、なかなか話をまとめるタイミングが見つけられなく、また相談者様の話しを聞いて欲しいという気持ちも強く出ているので、気付いたら時間が過ぎていたりと。
 電話を切った後に、これ最適解だったかな?もっといい回答の仕方があったかも知れないなどと反省している内に、次の電話がかかってきて…といった感じで、意外に忙しかったです。
 受付終了1分前でもう回線切って帰る準備をしようかな、というときにコールがなって…あー、時間内に電話かけてくれて良かった。
せっかく電話かけてみようと思ったのに、繋がらなかったら悲しいですよね。
もっとも電話回線が足りずに、掛けてみたけど話し中で繋がらなかった人はいたかも知れないのですが…
 で最後の方の相談が終わり部屋を閉めて退室、って夜になると書士会の建物は正面玄関から出れなくて、少し迷ったものの裏口から退館できました。

 そして今月は、常設の相談会でこちらは相談者様に司法書士会館に来てもらっての面談での相談でした。
こちらは完全予約制で、受付時に担当の方が相談内容は聞いていているので、事前にどういった相談か分かっていたので事前準備万全!
意気揚々と書士会に着いたら、思ったより早く着きすぎてしまい誰も来ておらず相談ブースも閉まっていたので、その場でポツンと待つこと30分、なぜか1階には土器とか展示されているのでそれを見てました。
書士会館は四ツ谷にあるのですが、ここで発掘されたモノが展示されてて、これは縄文時代の土器で~これは武家屋敷跡から出てきた茶碗で~などの説明みながら時間をつぶしていると、担当の人が来てブースを開けてくれました。
中に入って相談の流れ等の説明を受け、自分の担当ブースに入って相談を受ける準備してまた待つことに。
 1人40分程度で2コマ、2人分の相談を受け持ったのですが、最初に思っていた楽勝感はどこいったのか、相談が始まるとしどろもどろになったり上手く伝わってないよなぁ、って感じがしたりで結構あせりました。
 今はコロナ対策でマスクをしての面談はもとより、机の上にもパーテーションがあって相談者様と向き合ってるけど遠くにいるようで、自分の事務所内で行うのとは感じが違っていました。
 とはいえ、せっかく相談に来られた方には満足して帰ってもらいたいので、出来る限りのパフォーマンスを発揮して応対しましたが、どうだったかな。
 まだまだ力不足を実感しながら相談会を後にすることに、次はもっと上手くやれるようになりたいな。

 2つの相談会に参加して思った事は、知り合いの司法書士がいないから来ました、という方が多かったことです。
 私も含めて多くの先生方は、ご自身のホームページなどで”相談無料、いつでもご相談ください”と言ってはいるけど、相談したい方はそれを見る機会がないのか、見たところで相談しづらい空気がある・敷居が高い、という感想を持たれるようです。
 また、相談したら仕事を頼まなきゃいけないんじゃないか、と不安に思う方も多いようです。
 相談を受ける立場としては、相談しやすい空気を持つ事は大事なのかな、と思いました。
 まずは話しを聞くことができなければ、その先に進むなんてこともないですからね。


 書士会主催の相談会や各自治体でも相談会は行っておりますが、当事務所でも相談は無料で受けております(要予約)。
 このホームページに書いてあること(終活・相続・遺言・成年後見・登記や法律関係その他)で何か気になる事があれば、お気軽にお問い合わせください、お待ちしております。