ホビージャパン、転売容認発言に厳しい処罰
TwitterやnoteなどのSNSで、プラモデルの転売を容認するかのような発言をしネット上で炎上していた事件に対して、処分が下されました。
株式会社ホビージャパン公式サイトより
「弊社社員のSNS等での不適切発言に関する社内処分につきまして」
http://hobbyjapan.co.jp/news_release/detail.html?id=6
内容としては、発言をした社員は退職処分、監督責任として常務と編集長、副編集長が降格処分にした、とのことです。
たまにSNSで不用意な発言をしてしまう社員がいるのですが、その処分として「退職処分」というのはあまり聞いたことがありません(自主退職を促す事はありますが…)。
これが懲戒解雇なら労働法的に許されるの?と思います。労働者(社員)は法律でその地位が守られていて、雇用主が簡単に解雇なんかできないもの。
簡単にできないから「ダメ社員」と呼ばれる方たちも会社に居座ることができるのに。
想像するに、スポンサーであるプラモデルの会社とかが、かなり怒っていたのでは?と。
最近は炎上すると、炎上元に抗議するよりも、そこのスポンサー(CMとか提供している所)にメールや電話で通報する人が増えています。今回もかなり通報がバン〇イとかのスポンサーに通報いったんじゃないかな?と。
そしてスポンサーを怒らせて『本人を懲らしめる』みたいな図式があり、今回はそのパターンになったのではないかな、と推測します。
ただ、別にこの社員に同情する気になれないのも事実。
”お前たちが(人気のある)プラモを(定価で)買えないのは努力が足りないからだ。転売屋は努力して買っている”
みたいな論調だったので、ん?それはどうなの?と。
ちゃんと商品を売りたいスポンサー企業はそんなこと言われたら怒っちゃうよね。
にしても、転売を許さない姿勢を示すためとはいえ、”退職処分”とはかなり思い切ったことしたな。
この決断が吉と出ればいいけど…。